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38.え?捨てられる?

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ルメディカ シャインホワイト

合格してから、なんだか悠介くんは勇ましくなった。

今まで外食するときはなかなか注文が決まらないような優柔不断だし

男の子なのに虫を怖がるヘタレだけど、

なんていうか、雰囲気に大人の男の貫禄のようなものが出ている。気がする。





悠介くんの部屋で掃除機をかけながら、これからのことを考える。

この時点で悠介24才、うつ子32才になっていた。

24才か。若いなぁ。8才も年下なんだな。うふふ(*´ω`*)


ちょっと待てよ!?

24才の公務員独身の若者が果たして8才も年上の

おブスなアラサーを必要としてくれるのだろうか?



わたし、もしかして捨てられる!?


掃除機のスイッチをオフにして出かける準備を始めた。

のんきに掃除なんかしてる場合じゃない。

普通に考えたら捨てられてもおかしくない状況だ。

ドラマでも年上彼女が年下彼氏に捨てられるなんて展開がよくある。

でも、20代のお金・時間・遊び。。いろんな自由を私が奪ってしまってもいいのかな。

心境は複雑だった。けど、私にも時間はない。

考えていてもしょうがない。怖いけど、ハッキリさせないと。





いつもの部屋。いつもの二人で過ごす時間。

「お風呂先に入るよー。」

「いいよー。」

いつも一緒に入ってるけど、今日は悠介くんだけ先に入ってもらう。

その間に私はあるものをリビングのテーブルの上に準備した。





「先に上がったよ。」

「。。。」

「どうしたの?ん?なにこれ!?」

「婚姻届。私の分は書いてます。あとは悠介くんの分を書くだけ。」

「いきなりなに?」

「あのね、悠介くん。私もう、30代なのよ。もしこれから結婚とか考えてくれないんだったら、もうスッパリ別れよう!!」

私はそう言い終わると同時にテーブルをバンッと叩いた。

「えーーーーー!!!???!??!?」

想定内の反応だ。

そりゃびっくりするよね。

いつものようにお風呂に入って上がったら、

テーブルの上に半分書かれた婚姻届が置いてあるんだからさ。

つづく。

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