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19.LINE

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季節は春から初夏へ移り変わろうとしていた。

悠介くんとちゃんと付き合うことになってから2週間。

相変わらずの通い妻だったけど、今は私は悠介くんの彼女だ。

私は悠介くんと一緒にいることが生きる活力になっていた。

想像してみてほしい。日常に疲れた自分に8個下の

若くてイケメンな恋人ができることを。

そりゃ毎日がルンルンになるでしょ。


仕事の方は相変わらずで、上司からはパワハラを受け、

同僚たちは自分が標的にならないように、

まるで腫れ物を見るような扱いだった。

今思い出しても辛い。

この頃のうつ病の症状は薬でだいぶマシにはなっていたけれど、

不眠だけは本当に酷かった。

夜に眠ろうとすると眠れない。

眠れないどころか、更に酷い時には

自分の心臓の鼓動が耳元で“ドッドッドッドッ”と

聞こえた。いや、表現としては“シュンッシュンッシュンッシュンッ”

の方が正しいかもしれない。どうだったかな。どっちでもいいか。

もう死んでしまうんじゃないかと怖くて、とても眠れたものじゃない。

人って不思議と労働環境が悪くても頑張ろうとするよね。



あれは確か雨が降っていた夜のこと。

悠介くんはとっくに眠っていて、

私は眠れずにスマホを見ていた。

隣で悠介くんが眠っているので、

スマホの光が眩しいのも悪いかと思って、

ベッドから離れた彼のパソコンを開いた。

すると、なんとデスクトップにLINEのアイコンがあるではないか。

人のスマホを見ることは絶対に良くないと思う。

でも、この場合はどうなんだろう。



自分の拍動が耳元で“シュンッシュンッシュンッシュンッ”

と聞こえる。怖い。でも見たい。

まあ、まさか見れるようにはしてないよねと思いつつ、

私は思い切ってアイコンをクリックした。

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